2008年8月29日金曜日

過去の傷に触れない

リバウンドとは、いったんひきこもりから脱した当事者が、再びひきこもりに戻ることを言います。

回復をスムースにすることと、リバウンドを防ぐことは、互いに重なっています。

当事者のリバウンドを防ぐためには、以下の努力を続けることが必要になります。

いったん出て来て再びひきこもらせないためには、「ひきこもっていた時」より「今の生活の方が良い」と思えることが必要です。

辛い時期を思い出させないように注意してください。過去のいじめの話題や近隣・親戚の同世代について触れてぼやくことは、禁物となります。

ひきこもりながらでも、変化、成長は続いています。ひきこもりからの回復も、当然生じるのです。
親には「人は回復し、成長し、変化するもの」という観点を持つ必要があります。

成長していない、変化していないと思うことは、ひきこもる当事者の今後の可能性をつぶしてしまうことにつながります。

過去にこだわらず、あるがままを見据えて、「今ここから」スタートすることです。「人はどんな時からでも変わるのだ」と信じて欲しいのです。

中垣内 正和(著)『ひきこもり外来』から要約しました。

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