2008年8月8日金曜日

訪問支援員、訪問サポート士

ひきこもり対応には、NPO、居場所などに連れて行くシステムと、当事者や親を訪問して変化をうながすシステムとに大別されます。

医療の「待機する」特性と、「訪問する」活動がリンクすることによって、ひきこもりへの対応は最も有効になるのです。

訪問活動は、問題解決の糸口に位置づけられ、今後も増えることが見込まれます。親の会では、訪問サポート士の養成を行っています。

埼玉県など地方自治体による訪問支援員の養成が行われているケースもあります。若者サポートステーションからの訪問員の養成も開始される見通しです。

訪問支援・訪問サポートによって実効を上げるためには、訪問経験を積み重ねる必要があると言えます。

この点で、精神障害・知的障害施設の勤務経験者、親の会活動の経験者、居場所活動をする元当事者などは、格好の人材として期待されます。

訪問活動において留意すべき点は、訪問初期に衝動行為の有無を見分けること、精神病性のひきこもりを把握すること、訪問活動が奏功しない場合にも「契約の履行がなされること」の確認などです。

訪問支援・訪問サポート活動では、NPO・医療・公的機関などとの相互連携が欠かせないと言えます。

中垣内 正和(著)『ひきこもり外来』から要約しました。

0 件のコメント: