2008年9月25日木曜日

社会参加期の対応

ひきこもり当事者は、傷つきやすく、傷つき下手です。いったん医療やNPOを離れても再び戻ってくることがあり、その場合にも、医療やNPO はしっかり受けとめます。

この段階では、社会参加や社会活動の方向づけはできていますので、最初とまったく同じ対応である必要はなく、試行錯誤する当事者の訴えに耳を傾けながら、より共同作業的なアプローチを行なうことができます。

試行錯誤や挫折は、いつでもありうることを示し、うまくいかない場合には、チャレンジした勇気をたたえ、教訓を得ることをうながします。

やり直しの段階で必要な支えが身近に存在することは、その後の経過に大きく影響します。

ひきこもり対応には、フォローアップ・アフターケアは欠かせないので、通うことが可能な距離にあることが求められるのです。

認知行動療法・クライエント中心療法・精神分析・動機づけ療法などが、ひきこもりへの精神療法・カウンセリングの技法として、状況に応じて組み合わされます。

中垣内 正和(著)『ひきこもり外来』から要約しました。

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