ひきこもりから脱した直後は、運動不足から筋力が落ち、体力は低下しています。
コンビニや図書館に通っていれば、多少の体力はついているでしょうが、部屋にひきこもりっぱなしだと、体力は落ちてしまいます。
ひきこもりから脱したとしても、すぐに就労することは、この点から無理になるのです。
体力や筋力は、居場所やフリースペースに定期的に参加するだけでも回復してきます。居場所などで参加者とウォーキングやスポーツを楽しむことは、気分転換や仲間感覚を回復させるために最良の方法です。
意識的に「身体を作る」必要があるのは、バイトや異性とのデートをしようとする場合です。足をくじいたり、反応が遅かったりしてはバイトもうまくいきません。デートでも最低限の見栄えが必要になってきます。
効率よく体力・筋力をつけるためには、ウォーキングを毎日30分行なうと良いでしょう。筋力がついてくると、体温が上がって、気持ちも積極的・意欲的になってきます。
就労の意欲は、居場所でさまざまな情報に触れる中で高まります。就労の強制を行なわない居場所でも、多くの人が就労するようになるのです。
中垣内 正和(著)『ひきこもり外来』から要約しました。
2008年10月9日木曜日
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